シアリスの有効成分

タダラフィル tadalafil

化学式 C22H19N3O4
代謝 CYP3A4 (肝臓)
半減期 17.5 時間
排泄 糞便(> 60%)、尿(> 30%)

日本国内の適応
1. 勃起不全
→シアリス
2. 肺動脈性肺高血圧症
→アドシルカ
3.前立腺肥大症に伴う排尿障害
→ザルティア

シアリスで勃起する仕組み

シアリスの有効成分はタダラフィルといいます。バイアグラの有効成分:シルデナフィルやレビトラの有効成分:バルデナフィルと同じPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)阻害剤になります。

男性は性的に興奮するとそれがペニスに伝わり、ペニスの内部にペニスを勃起させる物質が発生します。そしてペニスの内部組織の海綿体に血液が大量に流れ込み、その血液でペニスが膨らんだ状態になります。
ところがペニスの内部にはPDE-5(ホスホジエステラーゼ5型)という、勃起状態を解除する酵素が存在します。PDE-5は勃起に必要なc-GMPという物質を分解する酵素で、PDE-5が活発に活動するといくらペニスに血液が流れ込んでも正常な勃起状態を維持できません。▶勃起の仕組み

タダラフィルは勃起を邪魔されないように、PDE-5という酵素の動きを邪魔する働きがあります。またそれと同時に、全身の血液の循環を活発にする働きもあります。ですからタダラフィルが体に吸収されると、血液がどんどんペニスに流れ込んでしかもその血液がペニスから流れ出るのを防いでくれるので力強い勃起が実現するというわけです。

シアリス以外の3大ED治療薬のバイアグラやレビトラも同じPDE-5阻害剤なので、基本的にこのあたりの作用は同じ仕組みです。違いは副作用・効果の強さ・時間の長さなどです。

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