シアリスのジェネリックは存在しない?

時々、EDクリニックのHPの説明に「シアリスのジェネリック薬は存在しない」と書いてあることがあります。タダリスやタダライズなど数多くのジェネリック薬があるのにおかしいと思ったことがある人も多いようです。

実は日本では本当にシアリスのジェネリック医薬品は存在しません。タダリスやタダシップやタダリスタなどのシアリスジェネリックと呼ばれるものも、日本ではジェネリック医薬品ではありません。
というのも先発薬であるシアリスは、2016年現在は日本国内で特許が切れていません。ところがジェネリック医薬品とは特許が切れた医薬品と同じ効果・同じ成分の医薬品という定義なのです。つまり日本ではまだシアリスの特許が切れていないので、他国で製造されているシアリスジェネリックと呼ばれる医薬品は、日本国内ではジェネリック医薬品として扱えないのです。

日本国内ではどういう扱いなのか?
まず日本ではシアリスと同じ成分の薬を他の会社は特許の関係で製造できません。インドで製造されたシアリスジェネリックも正規のルートで流通させられません。医師も薬局も取り扱いできません。(一部のED専門クリニックでインド製のシアリスジェネリックを扱っているところがあるそうですが違法です)
インド製のジェネリック薬は日本国内ではコピー商品といつ扱いになっています。
ただしこのコピー商品を個人が自分で使用する分を個人で輸入することについては、法律の制限がありません。また個人輸入を仲介することも禁止されていませんのでシアリスジェネリックを扱った個人輸入サイトも合法です。この辺が有名ブランドのコピー商品などとの違いですね。

海外での扱いは?
国によって違いますが、アメリカやヨーロッパではまだ国際特許が残っていて日本と同じ状況です。インドだけは医薬品についての法律が特殊で、しかもシアリスが発売になった2003年には医薬品の開発者の権利が弱かったのでシアリスの物質特許が無いためにシアリスジェネリックを合法的に製造しています。

こういった事情から、日本の厚生労働省がシアリスのジェネリック薬を認可することは現在のところ考えられません。アメリカや欧州の国々でも同じ状況です。
ただしそれはシアリスジェネリックが危険だとかいうことではありません。あくまで特許や法律によるものだと考えてください。

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