シアリスとシアリスジェネリックの違い

イーライリリー社が製造する純正品薬のシアリスと、ジェネリック医薬品のシアリス。シアリス20mgが1錠あたり1500~2000円前後で販売されているのに対して、ジェネリック医薬品は10分の1程度の値段でも買えてしまいます。
オリジナルとジェネリック医薬品は何が同じで何が違うのでしょうか?

ジェネリック医薬品とは

後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品(英: Generic Drug, Generic Medicine[2])とは、医薬品の有効成分そのものに対する特許(物質特許)あとに、他の製薬会社が同じ有効成分で製造・供給する医薬品である。新薬と同じ主成分の薬とも言われる[3]。後発薬、GE薬といった略称で呼ばれることもある。先発の医薬品は先発医薬品ないしは先薬と呼ばれる。(wikipediaより)

一般的にジェネリック医薬品はオリジナルと同じ効果を出すために、オリジナルと同じ主成分を配合しています。シアリスの場合は「タダラフィル」が主成分になりますので、イーライリリー社が作っているシアリスにも他社が作っているシアリスジェネリックにもタダラフィルが配合されています。
ただしお薬は主成分だけでできているわけではありません。お薬を固める成分・副作用を抑える成分・胃に負担がかかりにくくする成分・体に吸収しやすくなる成分・薬品の味を感じにくくする成分など、たいていのお薬は主成分以外にも色々な成分が配合されています。そしてオリジナルとジェネリック医薬品がこういった細かい部分まで全てが同じということはありません。
ですから主成分が同じだからといって、効果や副作用などが100%同じとは言い切れないのがジェネリック医薬品なのです。

ではシアリスジェネリックの場合はどうか。
シアリスジェネリックは確認できているだけでインドの製薬会社10社ほどが製造しています。そして商品一覧にもあるように、通常の錠剤以外にも舌下錠・ゼリータイプ・フィルムタイプ・チュアブル錠・早漏防止効果付きなどがあります。これらはオリジナルのシアリスとは明らかに成分が違いますが、タダラフィルを含有するという点では同じです。
そして効果についてですが、ネット上のレビューなどをみると商品によって若干違いはあるようですが、タダラフィルの効果自体はオリジナルと遜色ないようです。

ジェネリックはどうして安いの?

医薬品の金額は、使っている材料、作っている設備、梱包材、開発費、宣伝広告費、会社の利益などを合計して決められています。実は大抵の薬ではこの中でも材料や梱包などにはあまりお金が掛かっていません。シアリスの場合も同じで、薬を作るのにかかっている金額はタダ同然なのです。

医薬品を開発するには、治療に有効な成分を見つけ出すことだけでなく、人間に使用した場合の薬の効果、安全性など様々な項目についてデータを取って、国が定める基準をクリアする必要があります。このために成分の開発から動物実験や治験などを気が遠くなるほど繰り返さなければならず、製薬会社が新しい薬を発売するまでにかかる費用は数百億円ともいわれています。そして国は特許という形で長い時間とお金をかけて開発した会社がその開発費を回収できるように、開発会社が独占して製造・販売できるようにしているのです。

しかしジェネリック(後発医薬品)は前述の通り、オリジナル(先発医薬品)と同じ有効成分で作るいわば合法的なコピー品です。オリジナルと全く一緒ではありませんがオリジナルの医薬品が行った実験データなどがあるので、国の承認までのチェック項目も少なく発売までの経費は少なくて済みます。つまりオリジナルよりもかかった経費が少ないので安い金額で販売できるのです。
ですからジェネリックはオリジナルよりもかなり安い値段で売られていますが、効果はオリジナルと変わらないという事になってくるのです。

特にシアリスはバイアグラやレビトラと並ぶ、ED治療薬の人気商品です。同じ効果で安いとなれば製薬会社が宣伝しなくても自然と売れます。開発費だけでなく宣伝広告費もあまりかからないのでさらに安い金額で販売できるんですね。

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